一分一秒足りとも愛してる

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「……朱里」 テレビにくぎづけになる私。後ろから誰かの声が聞こえながらもテレビから目を離せずに居る…。 「………レンタルして来たのか」 「……ええ。何…これ……これって実話なの?」 「……ああ。実際はもっとだな。ずっと長時間立たせてそれでもダメなら…指の骨を一本ずつ折って行く……」 「……………そ、そ、そんな事するの?!慎矢さんもしてるの…?」 「……まあな」 指の骨を折って行く…?そんな事…平気で出来るの…?
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