あとがき

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   全漆話、長い長い物語にお付き合い下さいまして、本当にありがとうございます。  AYAKASHI【 妖 】  ファンタジー、和風もの、妖怪もの。それらの要因が織り成す、作品を書きたいと思ったのがこの作品の始まりでした。 「妖怪? そんなのいないよ」  いないかも、しれません。  超常現象・超能力・心霊現象・幽霊・お化け・未確認飛行物体・その他、諸々。  人は、目に見えず理解出来ないものに対し、理解する為のカテゴリーを当てはめる。  妖怪も、そうした一つだと思います。 「そんなの、いる筈が無いじゃん」 「空想世界の産物でしか無いよ」 「そんなの、全部が科学で証明されている」  そうなのかもしれないし、それが事実かもしれない。ですが実際のところ、科学で証明されていない事実もあります。 「何だか。最近、運がいいよな」  そう思った時。部屋の片隅に、座敷わらしがいたら。
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