あとがき

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   あなたの幸運は、座敷わらしのお陰かもしれない。 「駄目だ、どう進んだら下山出来るんだ」  山に登って遭難しかけた時、どこからか声がして下山する道を教えてくれた。  あなたは、天狗に救われたのかもしれない。 「何か最近、ついて無かった。それなのに、急に運が向いて来たよな」  不運が続き、神社にお参りしたら運が向いて来た。  その神社の御神体の額に、雄雄しき角が生えていませんでしたか。あなたの不運を救ったのは、実は鬼かもしれない。  そしてある時、あなたは河で溺れた。 『大丈夫、オイラが助けてやるよ』  そうして、河童。いえ、河太郎に救われた方が、どこかにいたかもしれない。  オカルトな話しを、「くだらない」と一括してしまう人がいます。自身の信念や、科学的根拠に基づき発言しているのでしょう。  確かにその通りと言えば、その通りなのかもしれません。
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