蔵元翔希編。

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コンコンッ! 執事 失礼いたします。ショールとお飲み物をお持ちしました。 [さっきと違い、年配の執事が入ってくる] 優  ありがとうございます!! [椅子から立ち上がって挨拶] 執事 私達にまで気を使っていただかなくても大丈夫ですよ。(^^) 優  //////;; 執事 !! そのネックレス・・ペアだったのですね。 優  えっ? 執事 翔希さまが同じタイプのネックレスを飾って、    微笑ましく眺めておいででしたので、お声をおかけしたら、    今日つけるのだと嬉しそうなご様子でした・・・ 優  翔希さん・・・(でもまだつけてなかった・・) 執事 いかがなさいました?まさか翔希さまがご迷惑かけたり・・ 優  いえっそんな!!翔希さんはいつも気を使ってくれて・・    デートだってたくさん気を使っていただいて・・ 執事 その・・デートなんですが・・・大丈夫でしたか?(^^) 優  えっ? 執事 実は、優様の喜ぶデートを・・・と、翔希さまなりに・・・    ですが慣れぬ事をすれば自然とボロが出ますでしょう? 優  (やっぱり無理してくれてたんだ・・)[指鳴らしを思い出す] 執事 若い使用人に聞き回り”普通のデート”を研究しておられました。 優  フフッ。 執事 ?? 優  翔希さんったら…でも私のためにそこまでしてくれていたなんて・・    貴重なお話をありがとうございます(^^) 執事 いえいえ。翔希さまの事は、この爺になんなりと。(^^) ガチャッ 翔  優・・待たせた・・爺。 執事 お茶をお持ちして、少々お話をしておりました。 翔  随分楽しげな感じだね。 優  フフッ//////。 執事 そんなに怒らないでください。二人で翔希さまのことを少し・・ 翔  僕の話?いい話だといいんだけどね。[優を見つめる] 優  すごく素敵な話です。    おかげで翔希さんのことがもっと好きになりました(^^) 翔  !!//////・・・それはよかった。 執事 では、年寄りはこれで(^^)あと30分程で大広間へ・・ 翔  ああ、ありがとう。[執事出て行く]    待たせてしまってごめんね。 優  いえっ。 翔  さっきは驚いたよ・・    優の口から僕を好きって言葉が…聞き間違いじゃなければいいんだけどね。 優  ///////。 翔  フフッ さぁ、広間へ行こうか・・・。
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