十四、酷な真実-蓮也Side-

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「笑い事じゃないんだからね!蓮也のバカ…」 「悪ぃ悪ぃ。あまりにもお前が可愛くて、ついな」 一瞬頬を赤らめた里桜の百面相とも言える様な表情が愛らしい こいつは何故こんなにも可愛いのだろうかと不思議に思う時がある程、可愛くて仕方ない そう思う俺は相当重症だな 「どうしよう本当に。中々消えてくれないよ」 「そのままで良いだろ」 「良くない」 「へいへい」 鏡越しに俺を睨む様に見る里桜の顔がまた、可愛い。益々怒らせたくなる程に。
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