七つ夜の手記 第七夜

2月

25日

つづき

【登場兵器】
「ゴースト」
→三十年前にエルビスにより月で発掘されたオートラウンダーの一体。シグを適格者として認めたため、シグの専用機となる。ファムと対になるような漆黒のボディが特徴。ファムが危機に陥ると自動的に「ファントムモード」というシステムが発動し、背部に赤黒いビームウィングが発生する。大破した後に改修されて「ブラックスワロウ」という機体になる。

「ファム」
→三十年前に月で発掘されたオートラウンダーの一体。背部から前面を覆えるような巨大な銀翼が特徴。後にアリアの専用機となる。他のオートラウンダーの追随を許さないほどのポテンシャルを誇り、その最大出力は戦艦三隻分に相当するほど。ファントムモードを発動したゴーストと触れ合うことで「感応現象」という他者の心に干渉する現象を引き起こす。

「レッドヴァルキリー」
→マリーがかつて搭乗していた紅のオートラウンダー。格闘性能に重きが置かれており、投げビームナイフやロングビームサーベルなど多数の近接戦闘武器を装備している反面、背部には大出力バスターライフルが装備されている。この大出力バスターライフルによってマリーは味方を誤射してしまっている。

「ローズキャバリー」
→マリーが現在搭乗している機体。引き金を引けないマリーのために技術部が開発した「守るためのオートラウンダー」。殺傷武器が一切取り付けられておらず、代わりにビームフィールド発生ビットが肩、背中、腕、手の甲、腰、膝に取り付けられている。

つづく

2:14