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理紫は少しキョトンと鳩豆な顔をして海月を見ていた。 けれど、海月が言った事を理解すると 「了解!上出来!」 と言って右手でVを作り、目の上から海月の方へ飛ばした。 「じゃあ、また明日ね」 そう言って図書室を出て行く。 パタン…。 扉が閉まった。 その途端、海月はへなへなと床にしゃがみ込む。 「海月!大丈夫?!」 真理が駆け寄って来た。
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