第3話

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真理が続ける。 「海月が徳井の事、好きなのも分かっ…」 「嫌…っ!」 海月は自分の言葉にビックリした。 真理の気持ちを分かっているのに、言葉を遮ってまでして言った言葉は拒絶の言葉。 「海月!」 「絶対、嫌っ!」 菜花から離れて、真理と対峙する。 鼻の奥がツンと痛くなった。 「せっかく仲良くなれたのに、見てるだけじゃなくなったのに、私は嫌っ!」 涙がポロポロと零れてくる。 でも止まらない。 「だって、好きなの。やっと、蜂蜜の笑顔をもらえる様になったのに《友達》もやめろって言うの?」
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