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「だって、もう半年以上経つじゃない!
海月も落ち着いてきたし、平気になってきたかと思ったのよ!」
「…真理、言ってる事、滅茶苦茶」
菜花がため息をつく。
「複雑なのよ…。
もうそろそろ大丈夫かと思ってたのに、私のポロッと言った一言に海月がこんなに反応するなんて」
真理は海月を見ると、
「まだまだ徳井の事がすきなんだね?」
と聞いてきた。
海月はこっくりと頷く。
「私は理紫だけを、一生好きでいると思うから…」
それは、ずっと変わらない…。
アッサリと返ってきた言葉に、真理はガックリと肩を落とした。
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