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大丈夫だよね…?
海月はベッドを直すと、もう1度部屋を見回す。
もう、する事はない?
何かしていないと、緊張で、どうにかなってしまいそう…。
無意味に部屋の中を歩き回っていると、キッチンに、さっき理紫が置いたペットボトルがあるのが目に入った。
「あっ、冷蔵庫にしまわなきゃ…」
パタパタとキッチンに向かう。
海月が丁度、ペットボトルを片付けようと手に持った時、カチャ…と音がして、バスルームの扉が開いた。
振り向くと理紫が、白いバスタオルで頭を拭きながら、バスルームから出てくるところで…。
…その姿を見て、海月の心臓は爆発しそうになる。
素足にブルージーンズ。
けれど、ベルトの金具は締めずに、ジーンズのベルト通しに引っ掛けているだけ。
しかも、綺麗に筋肉のついた上半身には、何も身に付けていない。
慌てる海月に理紫は、
「タオル、出してくれてて助かったよ」
と言って、バスタオルを頭に被ったまま、ニッコリと笑った。
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