第8話 14.

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「それは、どういう…事?」 これからも私と、こういう事をしたいって事? 頭が混乱する。 しかも、緊張が解けてきたからか、今更ながらに酔いが回ってきたのか、眩暈もしてきた。 「…どういう事って」 『そのままなんだけど』と言う理紫の言葉も、今の海月には、理解出来ない。 「だって、私聞いたもの…」 「何を?」 訝しげに聞く理紫の胸に、コトンと頭を寄せる。 もう、限界だった。 「…理紫、私、気持ち悪いかも」
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