16.

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「怖いなら、海月が気持ちいい事だけしようね」 その言葉通り、理紫は海月を案じてか、自分から身体を繋げようとはしなかった。 けれど、服を着たままの理紫に身体中を口付けとその長い指で触れられ、苦しい程に甘く攻められて、海月はついには泣き出してしまう。 自分だけ着衣を全て剥かれて、思うがままにされて、冷静に見える理紫が悔しくて、…もう1度与えられた温もりが欲しくて。 グチャグチャに色々な気持ちが交差する中で、 「…ちゃんと最後までして」 朦朧としながら、昨夜と同じ台詞でねだってしまったのは、また海月の方だった…。 そして、その可愛いコイビトの甘い願いを拒絶する事など理紫には出来る筈もなく…。 こめかみにそっと口付けを落とすと海月に跨がったまま、バサッ…とシャツを脱ぎ捨てた。 (※この続きは、「はんつき2」一話目の応援特典にあります(≧m≦)☆。)
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