第13話

3/16
1350人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「蜂蜜…?」 理紫は不思議な顔をするが、 「よく分かんないけど、了解」 そう言って、優しく海月の頭を撫でてくれる。 「他には…?」 「他には…」 もっと、言っていいの? 逆に海月が悩んでしまうと、理紫がプッ…と吹き出した。 「理紫…?」 そして、クックッ…と笑って、 「…束縛されるのが、こんなに嬉しいだなんて初めてだよ」 そう言うと、「自分にビックリだ」と、嬉しそうな笑顔を海月に向ける。 あぁ…、この笑顔…。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!