第14話

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「……履歴書?」 桐谷が拾った封筒をまじまじと見つめる。 「はい…、これから面接なんです」 頷くと、桐谷はふぅん…と言って海月に椅子に座る様に促す。 そして、自分も椅子を1つ空けて座ると、封筒を開けて中身を取り出した。 「あ…、あの?」 「吉村 海月さん…、ね」 履歴書を見ながら、桐谷が海月を見る。 「アルバイト?」 「は…、はい」 何故か本当の面接の様に、背筋がピンとしてしまった。
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