第3話 3.

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「俺が呆れてるのはさ…、海月が、俺が海月の事を幻滅して嫌うって思ってること」 「だって、理紫…、私のこと『ちょっと、待って』って…」 「しぃーー…」 理紫が後ろから、海月の口唇に人差し指を立てる。 「だったらさ…、これはどういう意味だと思う?海月があんまり可愛くて積極的だから、俺、スゴいことになっちゃってんだけど…」 くっくっ…と理紫が声を籠もらせて笑うと、 『…触って、確かめてみる?』 とんでもないことを囁いてきた。
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