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「…理紫っ!時間っ!起きて…っ」
海月が目を覚まし、目をこすりながら時計をみると、既に7時半を過ぎていた。
飛び起きた海月は、理紫を揺り起こす。
「んー…」
低血圧なのか、理紫は自分でも言っている通り朝が弱い。
「理紫ったら…っ!」
「海…月…?」
「えっ…?、きゃ…っ!!」
まどろみの中、理紫は海月を見つけると腕を引いて、ちゅっ…と口唇を寄せる。
「おはよ…」
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