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「…手のかかる」
「さ…っ!」
抵抗しようにも、くるまれてしまって、身動きが出来ない。
「だから俺は、海月自身が知らないようなところも全部知ってるんだから気にするなっ…て」
しかもそんな身も蓋もないことを言われてしまえば、一瞬で全身が茹で上がってしまう。
「海月のことは、海月以上に知ってるよ」
更に追い討ち…。
浴室に向かう理紫に、もう抵抗なんて出来なかった。
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