最終章、愛しい体温

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此処最近ご飯もまともに食べられない所か、作るのさえつらくて家事はさぼりっぱなし 蓮也に申し訳なく思うんだけど、脳裏とは裏腹に身体はいう事をきいてくれずで 明日は大切な日だから、何とか少しでも体調が良くなってくれると良いんだけど 「ベッド戻るか?」 「…うん」 蓮也は私の身体を軽々と抱き上げベッドへと運んで、静かに寝かせてくれた 「…蓮也…ごめんなさい」 「何で謝る。夫として、子供の父親として当たり前の事をしてるだけだ」 蓮也は優しく微笑むと私の頭を撫でてくれる。
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