第2夜 魅惑の口付け

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「魂込めた、夢に捧げる素敵なシャンパン!もーっともっと!樹利さん、もっと」 「シャンパンタイム、ハイハイハイハイ!」 手拍子をしながら、そう掛け声するホスト達に、樹利はボトルを飲み干して、 「おう、いくらでも持ってこい!」 とテーブルに空のボトルを置いた樹利に、 「すげぇ、樹利さん!」 「さすがだぜ!」 と皆は声を上げ、 「……樹利」 と、すぐ側に立つパリスが額に手を当てていた。
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