第2夜 魅惑の口付け

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「ちなみに俺たち4人はナンバー1の座を常に争っていて、この店の『四天王』と呼ばれているんだ」 と髪を払いながら言う雅に、 「ホスト達は、その四天王の誰かの傘下につくことが多いんだお?」 と目を潤ませながら小首を傾げる光。 「君たちも最初は客など取れないだろう」 と眼鏡を正す聖夜に、 「四天王の誰かについて、勉強させてもらうのがうちの店の流れってわけだ」 と譲司がワイルドに笑った。
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