第2夜 魅惑の口付け

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羽織ったバスローブに、濡れた髪をタオルで拭いながら、 「パリス」 と真剣な眼差しを見せた。 「うん?」 「お前はミスターXの目星はついたか?」 「……どうだろう」 「なるべく早く解決させよう」 強い口調でそう言う樹利に、少し驚いて顔を上げた。
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