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「ま、まぁ、そうだね。早く解決させよう、うん。
それじゃあ僕もシャワーを……」
と話を早々に切り上げてバスルームに向かおうとすると、
「パリス」
樹利はその手首をつかんで、パリスを背後から抱き締めた。
「な、なに?」
「男の子とは寝ない主義だけど、こうなったらパリスでもいーかな」
「は、はい?」
「というわけで一緒に寝よう」
と樹利はパリスを強く抱き締めて、そのままベッドに倒れ込んだ。
「って、樹利、ふざけるのもいいかげんに!」
パリスが勢いよく上体を起こした時には、樹利はスースーと眠りについていた。
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