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「雅さんが反発、光さんと譲司さんがすり寄って来て、あと一人聖夜さんは単独って感じだよね」
思い出しながらそう言うパリスに、
「ああ、あのメガネ君な。
ピアノ弾いたり、真面目な顔でゲーテの詩について語ってみたり……あの男、お前とウマが合うんじゃねぇ?」
「どうだろう、嫌いじゃないけど」
「二人で『星』をテーマにポエムをしたためてくれよ」
ニッと笑った樹利に、
「って、変なこと言わないでよ。本当にやらされそうで怖いんだから」
とパリスは顔を引きつらせた。
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