第2夜 魅惑の口付け

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このホストごっこにしても、なかなかナンバー1になれなければ、もっとムキになれたんだろうけど。 シャンパンも、手を出せない女との疑似恋愛ごっこにもちょっと飽きて来たし、 そろそろ動くか。 「また戻るから、ちょっと失礼。マイエンジェル」 と樹利は立ち上がり、次のテーブルに向かおうとしたその時、 「あれ、樹利。カードを落としたよ?」 と、その彼女がカードを拾って差し出した。 「カード?」
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