第2夜 魅惑の口付け

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そこには真っ赤なドレスを身に纏った抜群のスタイルに、息を呑むような美貌の女性が鞭を手に仁王立ちしていた。 「久しぶりだな、桐華」 そう言って微笑んだ樹利に、 「ニッコリ笑って『久しぶりだな』じゃないわよ!」 と桐華はビシッと鞭を床に向かって叩きつけた。
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