第2夜 魅惑の口付け

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桐華、国内に留まらず、海外でも活躍するトップ女優。 日本人離れしたスタイルと美貌、奔放なキャラクターで知られていた。 「私はあなたのことを思い出すたびに、ムカついて眠れなかったというのに」 ギリッと奥歯を噛みしめながらそう言う桐華に、 「…………俺、何かした?」 と子犬のように小首を傾げる樹利に、 「そういうところもムカつくわぁ!私のことを振っておいて!」 と再び鞭を床に叩きつけた。
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