第2夜 魅惑の口付け

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「そうよ、私はドS女、あなたと同類よ。 あなたみたいにドSで分類したら『攻め』側の男が、無理やり男にサレちゃう。 そんなシチュエーションがたまらなく美味しいのよ。 女の子のように可愛い男の子が男に抱かれるのを見たところで、鼻で笑っちゃうだけでしょう? あなたのこだわりもプライドも色んなものをボッキボキにしてやるわ」 そう言って見下ろしながら不敵に微笑む桐華に、 「やっぱ女って怖ぇ」 と樹利は肩をすくめた。
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