11人が本棚に入れています
本棚に追加
不思議の国へついたアリスは
すぐに不思議の国を支配した。
アリスが着いた時の不思議の国は悲惨だった。
クーデターが起き
王は逃げ、女王は処刑、兵隊は自分勝手に動き秩序はない。
アリスは不思議の国の住人たちに告げた。
「私が女王になるから、静まりなさい」
アリスが支配した不思議の国は幸せだった。
でも、
アリスは何かが足りなかった。
「私が女王になったら、
・・・
アリスがいないじゃない」
この時から、外界に存在する「アリス」の名の少女がつぎつぎと行方不明になった。
彼女たちは、アリスが不思議の国を使って作った迷宮へ連れていかれた。
アリスは自らを「ワールドマスター」と名乗り
迷宮に「アリス・ラビリンス」と名付けた。
最初のコメントを投稿しよう!