プロローグ

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不思議の国へついたアリスは すぐに不思議の国を支配した。 アリスが着いた時の不思議の国は悲惨だった。 クーデターが起き 王は逃げ、女王は処刑、兵隊は自分勝手に動き秩序はない。 アリスは不思議の国の住人たちに告げた。 「私が女王になるから、静まりなさい」 アリスが支配した不思議の国は幸せだった。 でも、 アリスは何かが足りなかった。 「私が女王になったら、 ・・・ アリスがいないじゃない」 この時から、外界に存在する「アリス」の名の少女がつぎつぎと行方不明になった。 彼女たちは、アリスが不思議の国を使って作った迷宮へ連れていかれた。 アリスは自らを「ワールドマスター」と名乗り 迷宮に「アリス・ラビリンス」と名付けた。
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