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「…ねぇ……もっと…」
朱里の様子がおかしい…。さっきから…ねだってばかりだな。これ以上やったら明日に響くんじゃねぇか?
「…どうした?まだ足りねぇのか?」
「もう少し…繋がっていたいわ…」
俺を見上げるお前の姿はたまらなく、俺の自制心を掻き乱して行く。無理はさせられねぇって思ってんのに……それ以上誘うな。
「ねぇ……ダメ?」
「……ダメな訳ねぇだろが。朝…ちゃんと起きられんのか?」
「ええ。もちろん」
俺にギュッとしがみついてくるお前の姿に胸が高鳴る。お前は何度抱いても、抱き足りねぇ…。
俺だけのもんになる前…色んな男がお前を好きにしてたんだな…。そう思うと未だに殺意が芽生える。
大人げねえな…俺。
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