2人が本棚に入れています
本棚に追加
「あっちでコーヒーでもいかが?」
彼は自動販売機を指さした。
「はい。今度は私が買います」
私の声は何故か大きく発せられており、
またクスリと笑われた。
小銭を財布から出しながら、
自動販売機に向かい、私は小銭を投入した。
「では、ごちそうになります」
と彼は以前と同じコーヒーを押した。
私も真似してそれにした。
そして、ベンチに座る。
その日に限って、いつもいる若者達などは
いなく静かな夜だった。。。
最初のコメントを投稿しよう!