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彼と別れた夜に、出逢った男。
ただ、「気にすんな」それだけ、言うと暫くして、手を振りながら、公園から出て行ってしまった。
私の頭の中に、エンドレスで繰り返された「気にすんな!」
何て、前向きな言葉なんだと、日に日に彼の事など、どうでも良くなり、失恋した事を忘れた。
と、同時に、「気にすんな」の彼の事が、私の中で気になり始める。
貴方の事が気になります。
名前も知らない貴方。
何度も、あの公園に足を運んだ。
いつか、再会、出来るんぢゃないかと。
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