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あなたは??もしかして??
ゆっくりとした、無言の時間が過ぎる…。
でも、嫌じゃない。
コーヒーも半分まで飲んだ頃かな、
「元気してるの?」
と彼は、呟くよな声でこちらを見ずに、
発した。
「えっ!!はい!お陰様で」
「お陰様ってなに?俺なんかしたっけ?」
とクスクス笑いながら、
キャップからのぞくキレイな顔が見えた。
なんて、綺麗なんだろ。
中性的な顔に私は、目がそらせずにいた。
彼は??
「俺の顔になんか、ついてる?」
と慌てて口の周りを、
着ているパーカーの袖でぬぐった。
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