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あまりに不様な格好に一生懸命、
事の経緯を説明してみたが結果は同じ。
自分でフォローするつもりが全然できていない。
それどころか恥の上塗りをしてしまったような気がした。
私は恥ずかしさ過ぎて熱くなる頬を隠し、
慌てて立ち上がろうとした瞬間
「……痛い｣
立ち上がろうと着いた右足に激痛が走り、
私はまたその場に座り込んでしまう。
大丈夫といったばかりなのに、
この様(ざま)――
格好悪いにも程がある。
「どこか怪我したのか？｣
慌ててユキが私の横に膝間付き、
心配そうに咄嗟に押さえてしまった足首に触れようと手を伸ばしてくる。
私は｢大丈夫｣
とユキの手を止め立ち上がろうとしたが、
どうやら足首を軽く捻ったらしく痛さが走り、
久しぶりの痛みに顔を顰(しか)める。
「えっ！？ ちょっと……｣
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