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「ちょっとヤダ、
邪魔しないでよ。
私は咲ちゃんと飲みたいの!」
見た目からは想像もつかないような子供っぽさを覗かせながら
「ねー」
と私に同意を求めてきた。
せっかく割って入ってくれた神崎さんも困った顔で、
私は苦笑いしかでなかった。
結局、
神崎さんにも愛子さんの暴走を止めることができず、
私は愛子さんに捕まってしまい、
私は半ば強引に愛子さんの隣に
引きずられるように連れてこられてしまった。
私は何故、
神崎さんが愛子さんから少し離れた席に私を座らせたのか
理解することができた。
「ほら咲ちゃんも飲もう」
はっきり言って絡み酒状態で愛子さんは私の肩に手を回し、
お酒を飲むように勧めてきた。
でも機転を利かせた神崎さんが
「咲ちゃんはあまり強くないんだ」
と言ってくれたが、
愛子さんは聞く耳持たず状態で結局、
一杯だけ付き合う羽目になってしまった。
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