4人が本棚に入れています
本棚に追加
「最低限は頭が良くないとモテないぞ」
「…!?」
いや、そんな目から鱗。みたいな顔されても。
「愛されおバカキャラじゃ…ハーレムは作れないのか…?」
「いや、まあバカでも愛されてるんならいいんじゃねえ?」
「だよな!」
小声でやりとりしながらも俺はノートにしっかり写してるが、林原は全く写してない。
中学校の時みたくまたギリギリでノートを貸すハメになりそうだ。
「ほら、お前の隣の女子が筆箱落としたぞ、拾ってあげれ」
「!おうよ!…はい!」
「え、あ、ありがとう…」
イスをガタガタ言わせながらえらく気合い入れて拾ったな、あいつ。
最初のコメントを投稿しよう!