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「なあ、最近ハーレム物の小説多くね?」
朝、ドアを開けての開口一番変な事を言い出したこいつを俺は友達だとは思いたくないんだが。
「はぁ…」
「なんで主人公の周りにあんなに女の子が集まるの?ハーレム作るってそんなに簡単なの?」
「今度はなんの小説だ?」
俺○妹が~…か?僕○友達が~…か?俺○脳内選択肢が~…か?それともアクセ○ワールドか?いや…え○えむ!かもしれない…
「とある魔術○禁書目録だ!」
「そっちか」
「あとれでぃば○と迷○猫オーバーラン!とよくわかる現代…」
「もういい」
こいつにラノベを貸したのが間違いだったか。
とりあえずここに持ってきた本は全部貸したからな…
「あとパパ○言う事聞きなさいとか、這いよれニャル○さんとか、この中○一人妹がいるとか、俺の青春ラブコメ…」
「もういいと言ってるだろ」
しつこい奴だな、相変わらず。
「まだあるぞ?本当にいいのか?」
何がだよ。意味わからん。
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