らいらららいら
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停滞を続ける父と母のやりとりを横目にあたしは使った食器を流しに起き、蛇口をひねった。 勢いよく落ちる水の蛇が皿にぶつかり、そして形を失う。 崩れた蛇は間もなく音もなくカップに流れるがもちろんそれもひととき、底でとぐろをまく事もなく渋みやパンの屑を身に取り込みながらとろとろと排水口へとこぼれ落ちていった。
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