花嫁修業

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「あ・・・ゆき・・・声・・・聞かせて」 「こたろう・・・あ・・・・はぁ・・・きもちい・・・膝ががくがく・・・する」 「かわいい・・・それでいいんだよ・・・ゆき・・・ゆき・・・」 こたクンの熱い吐息と声が僕を追い詰めていく。 「あん・・・ア・・・・好き・・・」 「俺も・・・ゆき・・・好き・・・」 「こたろ・・・僕、だめ・・・」 「もうちょっと・・・我慢しろ・・・」 「一緒に・・・」 「ん・・・あ・・・はぁ・・・あっ・・・」 「ダメか・・・?」 こたクンの声・・・なんて色っぽい。 「やぁ・・・ああああああ」 「ゆき・・・全部出し切れ・・・・俺もっ・・・」 こたクンの切羽詰まった声。もう僕は勝手に果てていた・・・。 「はぁ・・・・あっ・・・・ああ・・・」 「こたろう・・・?」 「ゆき・・・かわいすぎ」 「こたろうこそ・・・色っぽかった」 クスクス笑う。ティッシュで拭きながら気だるい身体を横たえる。 「会いたい・・・」 「ん・・・わかってる。でもまだだ。頑張れ」 「ん・・・ぐずっ」 「泣くな・・・すぐ帰りたくなる」 「うん、ごめん」 「かわいい雪兎に会えるの楽しみにしてる」 「僕も・・・待ってる」 「電話くれて嬉しかったよ」 「声聞けて良かった」 「じゃあ、切るぞ」 「ん・・・」 ぶつっ・・・・ ベッドにごろんと寝転んで虎太郎の枕を抱き締める。僕はこたクンの枕を抱いて泣いた。こんなに胸が苦しい。こたクンが好き。
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