プロローグ

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ボス「ククク、この街を支配していた奴らは全て片付けた。もうこの街は俺様のものだ。俺に刃向かう奴らは皆殺しだ!ハッハッハ!」 そう言って笑ってると急に人気の無い場所でリムジンが止まった。 ボス「何だ?どうした?何故止まる?」 座席に備え付けてある電話を取って、運転手に繋ぐ。 運転手「ボス、あんたは色々とやり過ぎた。政府の奴らも殺しただろ?今、政府や警察も他の組織の連中もボスを狙っている。しかも莫大な賞金付きでな。それにこれ以上好き放題されたら俺も危ないかもしれないからな。だから此処で死んで貰うぜ」 運転手がそう答えると同時に、ボスの男が座っている座席の下から毒ガスが噴射された。 ボス「なっ!?てめえ!殺し…がっ!」 男は運転席と座席との間にある、仕切りのガラスをガンガンと叩きながら怒鳴りつつ、黒い携帯の能力を使って運転手を殺そうとしたが毒ガスを吸ってしまい携帯を落とし、そのまま喉を押さえ苦しみながら倒れ絶命した。 男が絶命した後、男が落とした不気味な黒い携帯はそのままスーッと消えていった…。 <プロローグ 終了>
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