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私は、朝倉 颯太のお気に入り。
そんなの、認めたくない。
そんなの、嫌だ。
「ねぇ、朝倉のお気に入りの子って?」
「あー、朝倉のお気に入りの子? 南 柚葉。先生のクラスの子じゃん!」
「ふーん...。南 柚葉ねぇー」
私は不幸で出来た人間。
ううん、違う。
不幸で出来た人間でも、私は幸せになるために自分で幸せを見つける。
自分で自分の幸せを見つける。
いくらとてもかっこよくて可愛い人に、好きになられても…お気に入りでも、私は幸せになる。
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