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擬人化遊具.1
創立2年の野球場「あたしの新しい設備が目当てだったのね、シクシク」
野球部員「まだ整っていないウブな芝生、キラキラと輝くフェンス、盛り上がったマウンドはまるで少女の胸」
「そうさ、お前の設備が目当てだったのさ」
放課後の予鈴と共に、部員は野球場に殺到する。
野球部員らはベースランやトンボ掛けでダイアモンドを蹂躙し、マウンドを激しく踏みしだきつつ優しく盛り直す、あらゆるところにボールを容赦なく叩き込み、芝生にダイブする。
野球場は曇り空に用務員の笑顔を思った。
あたし、汚されちゃった。
お願い、フェンスをサビ止めペンキで塗りつぶして。
次回予告
用務員さんは激しくペンキを打ちつける。お前マグロすぎんぞ、いい声で鳴け、とばかりにガシャンガシャンと。何かがプチンと切れ、意識が飛んだ、気づけばフェンスは用務員さんを押し倒していた。
スプレーで吹き付けるだけでよかったの。
用務員さん、死なないで。
次回、用務員、死す。 プレイボール!
野球場の精霊の電波をうけとったので書いてみた。
ニラ×レバ、ベーコン×レタスで変なカップリングに目覚めた紙陣屋でした。
10月10日、某野球ゲームのサークルに投稿。
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