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シーソー
横にした長い棒と棒の中間にある支持台、棒の両端下部の緩衝用ゴムからなる遊具。テコのように上下振幅運動する機械。一人でも遊ぶ事はできるが二人でやったほうが振幅運動がより激しく楽しめる。
支持台に指を挟んで切断、棒に踏まれる、ハンドルに、アベックのプレイで尾てい骨・骨盤・大腿骨骨折など事故がある。やはり遊具(性的な意味で)。
また、サーカスのジャンプ台として使われるシーソーは弾力性があってバネ補助する。公園にあるやつでジャンプしたくても剛性が高いので跳びにくい。
大人のサスペンスベンチとしても使われ、水平になった状態では不安定なイメージとは逆に距離と調和の含みをもつ。
シーソー×{(白玉×ゼリー)×(練り羊羹×水羊羹)}、攻めほど下というシナリオは姉の編集ストップで、彼に共演してもらいましょう。
ふぅ…‥。子どもの相手は疲れるな。
ビームスは長く硬いサオをそそり立てながら、賢者モード。
さっきまで激しい運動をしていたが、汗一つかいていない。一方、子ども達のいた地面は昨日の雨のせいか水たまりを作っていて、サオの先っぽに泥がこびりついているだけ。
「やあ、お疲れ様」
白髪混じりの男がバケツと雑巾を持ってやってくる。彼は近くの学校の用務員さん、暇を見つけてはこうして公園の遊具を掃除しに来てくれる。今朝も雨で濡れた俺の体をきれいに拭いてくれた。
今も俺の先っぽを舐めt‥いや拭き取ってくれている。じっとしていると変な想像ばかりしていけない。
「だいぶ、地面がえぐれてきたな。そろそろ、保守作業かな。」
1週間後、用務員さんはトラックに砂土3袋載せてやってきた。支持台とのロックを外し、俺をトラックに載せる。
砂土でえぐれた地面を整えたあと、支持台に何か紙を貼り、俺の先っぽに赤い旗を取り付けられ、トラックは走り出した。
えっ、まさかの、お持ち帰りか!?
行き先は学校の体育倉庫でした。砂土が地面に馴染むまでそこでお泊まりすることになった。
そこで障害物や赤玉白玉とキャッキャウフフな経験をするのだが、割愛。
公園に帰ると埋め込みタイヤが沈んだ感じがした。「子ども達がほじくり返してたいへんだったよ。」と用務員さんが愚痴をこぼした。
どうやら、子ども達は紙は宝の地図であり宝が埋められたと信じ込んだらしい。
そして今日も自慢のサオが子ども達を乗せて上下運動する。
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