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翔はしばらく歩いて止まった
二人がなかなか来ないからだ
「おいどした?」
翔は後ろを振り返った
見ると明らかにワクワクした透がそこにいた
「ねぇ奥に行ってみない」
「却下!」
透の提案は翔によってたった2秒で潰された
「何で?」
「…メンドクサイカラ、ダルイカラ、イクイミナイカラ、ニンゲンダカラ、パラダイスモンジャヤキダカラ、モウジブンガナニイッテルカワカラナイカラ」
何かの呪文みたいに理由を言い続ける翔に透は嫌気が差し美幸に同意を求めた
「美幸は行くよね?」
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