550人が本棚に入れています
本棚に追加
ちょっと待ってほしい。
どこ?この真っ白な空間は?
誰?目の前で、「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と言いながら、土下座している、【リンフォースⅡ】似の女の子は?
……少し、話を聞いてみるか……
「あの~~~もしも……」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
……‥……オイ。
「えいっ」
俺は女の子にチョップを喰らわした。
「ふにゅっ」
まぁ、可愛らしい悲鳴だな。それはさて置き……
「ねぇ、君は何者だ?そしてここは、どこだ?」
「痛いです。まあ、いいです。質問に答えましょう。ここは、あの世です」
痛いのは、いいのか? ……って、ちょっと待て!
「俺、死んだのか?」
……マジか?
「マジです」
心を読んだ?
「はい。そして、私は、女神です」
女神様ね~~~にしても、今度こそ死んじまったのか。はぁ、憂鬱だぁぁっ。
「で、その女神様が俺に何のようだ?」
「えっと、実は……」
何だ?
「私のミスで、死んじゃいました。テへっ★」
…………………………………………スコシ、アタマ、ヒヤソウカ?
今なら、管理局の白い魔王になれる気がする!(怒り)
「ヒッイイィィ!ごめんなさい!」
「ごめんで済んだら、警察いるか!って女神様が人を殺していいと思ってるのか!」
「ごめんなさい!」
………はあ、そんな上目遣いで見ないでよ……俺が悪者みたいじゃないか……
「……で、女神様は、俺を殺したことを詫びて何かしてくれるのか?」
「はい!【転生】をしてあげます!」
マジすっか!
「ついでに、【チートの力】をあげます」
ヤッタァァァ!……あ、
「ついでに、身体は?」
「少し難しいですけど、イケメンにはなります」
「イケメンなのはどうでも良いけど、それでいいよ。身体は向こうの世界で鍛えるから。ちなみに行く世界は決まっているのか、女神様?」
「はい!後、女神様じゃなくて【リィン】と呼んで下さい!」
「分かったよ、リィン」(微笑)
「は、はいですぅーー!!」(///)
何か急に態度が変わったような気がする。
最初のコメントを投稿しよう!