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……今は、わけの分からん場所に、俺、バラキエル、レイナーレ、そして、巧がいる。
「確か、俺達は、さっきまで、部屋にいたよな?」
「はい、そして、ここは、【銀十字の書】の中です」
「「「な、何だって!?」」」
こんな魔術、俺は、知らねぇぞ!?
「まぁ、ここなら、すきなだけ戦えたり、特訓ができるので、俺が、考えたんですよ」
……考えたって、……転生者は、ハンパねぇな。
「ちょっと、女神って、誰のことよ!?」
そういや、まだレイナーレには、話してなかったな。
「ま、今は、模擬戦しましょうか?レイナーレさん?」
「うっ、わ、分かったわよ」
さて、バラキエルからの話だと、鎧を纏って、大勢の魔術師達をぶっ倒したと聞いたが、さて、どれ位強いのか、見学させてもらおうか、巧。
アザゼルside終了
巧side
しかし、まさか【銀十字の書】で、こんな事も出来るなんて、夢にも思わなかったな。
~回送~昨日の夜
【なぁ、リリィ?】
【何、巧?】
【アルトリア達と、特訓するのは、いいとして、場所は、どうしよう?】
流石に、森の中で、するとバレるからな……
【それなら、銀十字の中で、訓練したらどう?】
【……What?】
【えっとね、銀十字に【登録】した魔法はね、どんな魔法でも巧が、使えるだよ?例え……空間を作り出す魔法でもね】
【な、何だっ……むぐっ】
【声が、大きいよ!】
【ご、ごめん。でも、どうやって、魔法の登録をするんだ?】
【えっとね、頭で、登録する魔法の【イメージ】思い浮かべて銀十字に手を添えて、【登録】って、唱えたら完了だよ】
【……何それ、チート過ぎじゃね?】
【あっ!でも、登録出来る回数は、『10』回だけで、『死者蘇生』みたいに、登録出来ないのも、多いいんだよ?】
【……それでも、準チートじゃね?】
【分かった、じゃあ、早速、登録しますか】
【うん!】
~回送終了
「では、審判員は、アザゼルさん、バラキエルさん。ルールは、相手を気絶させるか、行動不能にすること。……いいですね?」
「えぇ。……ねぇ、間違って、殺しちゃってもいいの?」
「いいですよ」
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