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「だ、大丈夫よ」
何とか、許してもらえたようだ……ふう~アブねぇ、アブねぇ。
「むぅぅぅ~~~!」
「あの、リリィさん?何で、怒っているんですか?」
「……自分の胸に聞いてみたら?」(ぷいっ)
……何故?
「これは、質悪いな、バラキエル」(ボソボソ)
「ああ、本当にな」(ボソボソ)
「何か言いました?」
「「いや、別に」」
「そうですか」
「それで、巧?これからどうする?」
「とりあえず、話した通り、このメンバーで、部隊を発足させます」
「部隊名は?」
う~ん、そうだな……よし。
「【フェンリル】で、お願いします」
「おう、分かった」
……【フェンリル】ってのは、俺が生前、率いていた部隊の名前だ……【アイツ等】は元気にしているかな……。
「それじゃ、今日は、帰えりますね、アザゼルさん?何かあったら、レイナーレを寄越して下さい」
「ちょっと待て!ここから、どうしたら帰れんだ!?」
「あぁ、そうですね。それじゃ、皆さん行きますよ?」
「「「え、ちょっと待……き、ギャアァァ!(キャアァァ!)」」」
「お帰りなさい、タクミ」
「ああ、留守番、ありがとうな、アルトリア、皆」
「「「いえいえ」」」
「か、帰ってきたのか、俺達?」
「そのようですね、アザゼル様」
「やっと帰れたか」
「皆さん、お疲れ様でした」
「「「おう(ええ)」」」
「そんじゃ、帰りますね、アザゼルさん?」
「おう、何かあったら、レイナーレを送る」
「はい、後、レイナーレ?」
「何かしら?」
「またな」(ニコッ)
「は、はい」(///)
「「「「むぅっ」」」」
な、何?
「どうしたの?皆?」
「「「いいえ、ふんっ」」」
「???」
……訳解らん。
「送るぞ、巧君」
「は、はい、バラキエルさん」
まぁ、アザゼルさんの部下には、なれたから、家に帰ったら、特訓だ!
巧side終了
次回予告
「さぁ、今日は、一時間練習するか、皆」
「くっそ~絶対勝つからな」
「まずは、手から魔術をイメージをしましょうか」
は、はえー、流石は、三国志最強と呼ばれるだけはあるな。だが……
~特訓は大事である~
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