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巧side
俺は、意識を取り戻した。
「ここは、森か?」
とりあえず、無事に来れたみたいだな。
とりあえず、リィンにここはどこか聞いてみるか……
「確か、念話で話せたよな?」
そう思うと、俺は目を閉じて念話をしてみた。
【リィン、リィン聞こえるか?】
【はいですぅっ!】
おお!ちゃんと使えるな!
【所で、リィン?俺は今どこにいるんだ?後、チートの力はどうなった?】
【順に説明します!まず、巧さんは今、原作の近所の森にいます!次に、チートの力ですけど、魔力は、《リリカルなのは》でのEXランク。また、スーパーロボット大戦の歴代主人公機を鎧として使えて、後、【銀十字の書】が、使えますぅっ!】
【銀十字の書って………『魔法少女リリカルなのはForce』の銀十字?】
【はい!】
……まぁ、チートだな。
【所で、俺の身体は?】
「それは、私が答えますね。波風・巧さん」
そう振り向くと、『Force』のヒロインの一人である、【リリィ・シュトロゼック】がいた。
「はじめまして、リリィ・シュトロゼックです!よろしくお願いします」
まぁ、律儀な子……じゃなくて!
【えぇえ!?何で、リリィ・シュトロゼックさんがここに居るんですか、リィンさんんんんんん?!】
【だって、リリィさんは銀十字の書に必要な人じゃないですか】
【……まぁ、必要か】
考えてみれば、俺が暴走する可能性があるか。
「あの~~?波風さん?」
「っと、ごめんごめん……改めて、自己紹介な。俺は、波風・巧。巧って呼んでくれ」
「はい。巧さん……私の事はリリィと呼んで下さい」
「ああ、よろしくな、リリィ」
さて、自己紹介も済んだし……
「で、リリィ?俺の身体はどうなったの?」
「はい。何でも、【トーマ・アヴェニール】さんの身体になったそうです。因みに、現在五歳だそうです」
……トーマの事を知らないのか?
「と、トーマの身体なのか?……って、よく見たら身体が小さいいいぃぃぃ!?」
「ふふ、なかなか可愛いですよ?」
「か、からかうなよ、リリィ。って、リリィも小さくない?」
「あ、今の私も五歳児の身体ですよ」
な、なんて、ご都合主義なんだ、リィン。
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