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巧side
………なんとか、間に合ったな。
今、俺は【第二次スーパーロボット大戦Z】に登場した、主人公機『ブラスタ』の鎧をまとっている。
「あ、あなたは一体………」
「今は、その子を家の奥へ連れていって下さい」
何か、ハイスクールDXDの朱乃先輩に似ている人だな……今は、二人を守ることだけを考えろ!俺っ!
「わ、分かったわ。気をつけて」
よし、二人は、奥へ行ったな。………さてと…
「き、貴様なぜ邪魔をする!なぜ、黒い天使の血を持つ子供を助ける!?」
黒い天使の血を持つ子供?……まさか……いや、今は武器を持たない二人を大勢で襲ったコイツ等をぶっ飛ばすのが先だな!
「リリィ、少し銀十字の中にいて?」
「は、はい。気をつけて下さい。巧さん」
「ああ」
と、リリィも下がったな。
そう思った俺は、魔術師共の方に身体を向かせ、ブースターを吹かし、突っ込んだ。相手は12人か、まぁいい。さぁ、ショーの始まりだ!!
まずは、さっきの女性を斬ろうとしたお前からだ!
「ひ、怯むな!相手は一人だ!敵対するなら、殺……」
ガッン!……ドガシャア!!!
次の瞬間、俺のパンチを喰らった魔術師がぶっ飛んだ……死んじゃあいないだろ。
「一人ずつ、確実に倒す!」
残りの魔術師が、俺に目掛けて魔法を放った。当たるかってんだ!
「DMバスターの力、見せてやる!」
俺は、空へ飛んだ。
「ACP『アサルト・コンバット・パターン』、ファイズ!」
そう叫んだ俺は、装備されている電磁加速式ガンランチャー「AXー55EAGLE」から弾を放った。それが三人に当たった。
「お次は、バンカー!」
俺は、左腕に装備したシールドから「バンカー」を発射し、二人を切り裂いた。
「そして、そのまま追い込む!」
そのバンカーのワイヤーを使い、残りの魔術師をぐるぐる巻きにしながら、追い込んだ。
「そして、そこに火力を集中!」
さらに、追い込む俺。
「最後は、集中突破!」
最後は、突っ込みながら、AXー55EAGLEから弾を発射し、魔術師達に当てた。
「………はい、全滅!」
と、俺は残りの魔術師を【行動不能】にした。
……まぁ、これに懲りたらもうコイツ等もあの人達を襲わないだろう。
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