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ちょっと、和真先輩に似てる。
てゆーか、お似合いなんだけどなぁ、二人。
そんなことをぼんやり考えていると、菜々に頭を叩かれた。
「・・・咲、声に出てるから。」
「うぇっ!?」
「・・・何、その声?」
菜々に冷たい目で見られた。
けど、なんとなく菜々の顔がほんのり赤いことに気が付いた。
そのことを指摘すると、
「・・・今日、暑いから。」
と言って、スタスタどっかに行ってしまった。
「ふ~ん・・って、えっ!?待ってよ!菜々!」
私は、照れ隠しで姿が見えなくなった菜々を、朝練習後なのに、全速力で追いかけた。
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