第3話

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「どーしたんですかぁ?」 「咲や菜々だけじゃなくて、私たちにも構って下さいよー!」 「あっ!一緒にご飯食べません?」 クラスの女子が光太郎先輩に話しかけ始めた。 この様子だと、昼休みが終わってしまう。 「せ、先輩!あっち行きましょ、あっち!」 「そうですね!うん!」 私達は、先輩を救出するべく、違う場所に移動しようとする。 先輩は、助かった!という顔で、 「そうだね。移動しようか。」 と、Uターンする。 そして、思い出したように、 「あっ!彼方もおいで!緊急ミーティングだよ!」 と、友達と談笑している彼方に叫んだ。 光太郎先輩の言葉に一回だけコクンと頷くと、こっちに歩いてきた。 「さ、行こうか。」 先輩の言葉で、私達サッカー部は緊急ミーティング?が行われる場所に、歩みを進めた。
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